ふぉとりっぷ 〜カメラ好き男の冒険記録〜

関西在住のサラリーマンが、カメラと共に全国各地を飛び回った記録を発信するブログです。

完膚なきまでにフラれた勢いで北海道まで行ってきた【計画編】

こんにちは。もきんです( ´∈´ )

 

2017年もあと1日!みなさん、今年はどんな年になりましたか?
僕はといえば、2017年、嬉しいことに約3年ぶりに彼女ができました。このブログで紹介する旅にも興味を持ってくれて、僕が出かけるにもちょこちょこついて来てくれるようになりました。

 

久しく忘れていた感覚です。。笑
嬉しい限り!


そんな1年になった2017年ですが、
今回は、ちょうど一年前、当時追いかけていた女の子に完膚なきまでにフラれた勢いで行ってきた北海道(函館、札幌)旅行について紹介します。(時期的には、姫路城を激写する旅の約1カ月前くらいになります。)

 

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いま思えば、その女の子とはもうだいぶ前から、脈はないだろうなと思えるようなやりとりばかり。
だからといって、完全にトドメをさされるわけでもなく、かといって割り切る度胸もなく、まさにまな板の上の鯉のような気持ちで、この頃生きていたのでした。

 

このままモヤモヤした気持ちで年末を迎えるのはしんどい!一縷の望みをかけて告白するも、案の定撃沈。。まあまあ精神的に参っていたのでした。

 

精神がこんな状況では、仕事をしたって遊びに行ったって、何をしたって全然面白くもないし、集中だってできません。

年末までこんな状態を引きずるわけにはいかない。そんなこんなで、一度一人になって心をリフレッシュする時間が欲しい!

 

そんなことを考えていると、たまたまついていたテレビ番組で、北海道特集をやっているのを目にしました。

 

北海道には高校の時と、大学卒業の時に二回行ったことがありました。どちらも素晴らしい旅行だったので、社会人になってからも、行く暇があればまた行きたいなぁ〜なんてことを思いながら生きていました。
この思考パターンはきっと一生行かないやつですね。

 

よし、これもきっと天の導き!
北海道まで行ってやろうじゃないか!


…とはいえ、北海道は遠い。関西でこれまで行った旅行先のように、深夜からダーーーッと行けるところとはわけが違います。
そこで、僕は今、本当に北海道まで行ける状況なのかどうか、1つずつ問題を整理して考えてみることにしました。

 

①航空券
一番のネックといっても過言ではない移動費。ましてや北海道であれば、往復の飛行機だけで数万とかかってくるレベルでしょう。
独身彼女なしとはいえ、なかなか重たい出費です。

 

そこで登場するのが、マイレージカード」の存在です。
僕は社会人になって以来、兄の勧めでJALマイレージカードを作り、あらゆる買い物や支払いをカードとすることでマイルを貯めていました(今でも絶賛利用中です)。
いわゆる「陸マイラー」というやつです。

 

定期代、出張費用、携帯代、飲み会代等あらゆる支払いをマイルに変えて、いつかタダで旅行に出かけてやろう!とワクワクして作ったものでした。

 

とはいえ、日々の仕事をこなすのに精一杯であった当時の僕は、貯めたマイルを使う機会などとうてい確保できるはずもなく(そもそも、使ってどこか行こうという思考にならず)、ただただ目的もなく、「いつか使おう」を繰り返しながらマイルを貯め続けていました。

 

そんなこんなで貯まったマイルを紐解いてみると、なんと25000マイルほど貯まっているではありませんか!
北海道までに必要なマイルは往復で12000マイル。足りる!ここで使わずいつ使う!

 

こうして、航空券は無料で確保できました。一年前、無心でマイルを貯め続けていた当時の自分に感謝しなければですね。


②宿泊
正直、一人旅で泊まるホテルにこだわりはあまりありません。駅からそれなりに近いことと、近くにコンビニがありさえすれば問題ないでしょう。

 

ただし、宿泊代もよく考えなければバカにならない出費です。ここでも、お金を最小限にとどめる方法を考えます。

 

僕の会社では、カフェテリアポイント制度という福利厚生があり、ポイント数を上限に、旅行等での一回の宿泊あたり、最大5000円を補助してくれるという制度が存在しています(トータル金額としてはおよそ40000円程度)。
つまり、ホテル1泊の宿泊代を5000円未満とすれば、実質無料で宿泊が可能ということです。

 

この制度で使えるポイントの有効期限は1年間。毎年12月末で効果を失い、翌年に繰り越すことができません。

 

ここでもやはり、僕のポイントは30000円近くがまるまる残っていたので、宿泊代を浮かせるために使うこととしました。

 

会社の福利厚生は、よく調べればなかなかの補助をしてくれる項目がちょこちょこあります。
貧乏旅行を少しでも楽にするためにも、福利厚生は項目を一通り確認し、使えそうな制度があればそれをしゃぶり尽くす方法を考えるのをオススメします。


③時間
こればかりはもう、確保するべく自分の力で休みを取るしかありません。

 

僕はこの時期、通常業務もキャパオーバー寸前なのに、加えて、若手という理由で忘年会や納会、会社のレクリエーション大会の実行委員といった仕事がひたすら振られていました。

 

いま思えば、いくらなんでも自分1人に振りすぎではないかと言えばよかったと思うのですが、当時の自分はこれらをすべて請け負い、毎日違う業務で残業を積み重ねる日々を送っていたのでした。

 

いつもなら心を無にして、いつも定時で帰って行く上司を笑顔で見送った後に夜遅くまでパソコンを叩き続けていたでしょうが、今回はそんなわけにはいかない!
上司があてにならないこの状況、自分の力でなんとかしなければ!

 

そんなこんなで、北海道に行きたいという理由から、僕の働き方の意識改革はスタートしたのでした。
(この改革の中身は、いつか記事として書けたらな〜と思っています。)
こうして、意識改革により思わぬ集中力を発揮した僕は、12月上旬に有給を2日使用した4連休を確保することに成功したのでした。
やればできるじゃないか!

 

こうして、様々な問題を乗り越えることにより迎えることのできた北海道旅行。はたして、どういった旅になるのでしょうか?

 

(函館ナイト編に続く)