手持ちで撮影するときの限界シャッタースピードは?(αアカデミーに行ってきた)
こんにちは。もきんです( ´∈´ )
最近、5年ぶりくらいでインフルエンザを発症し、5日間ほど寝込んでおりました。あんなにきつかったんですね。だいぶ前の記憶だったので忘れていました、、
みなさまもお気をつけください!
さて、更新がさっそく遅れてしまい痛恨なのですが、、先日、前回のブログで宣言していた「αアカデミー」のコースを1つ受講してきました。
場所は大阪駅から徒歩で5分ほど行ったところにある「ハービスENT 大阪」。
4階にsonyのオフィシャルストアがあります。
ここには、カメラはもちろん、スマートフォン(Xperia)やホームシアター、最近ではAIBOも店頭に並んでおり、隠れsonyファンの僕としては、これまで知らなかったのが恥ずかしくなるような楽しい空間となっていました。
今回受講する講義は、このソニーストア奥にある講習室で行われます。
今回僕は、αシリーズに限らずカメラ全般の基礎知識を習得するコースに参加してきました。
今日はその中で学んだことのうち、個人的に目からウロコ!となった
「カメラの手ブレを防ぐための限界シャッタースピード」について紹介します。
手ブレとは?
手ブレとは、カメラを手で持った状態で写真を撮る際、シャッターを開いている間に手などが動くことでカメラが動いてしまい、発生してしまうブレのことです。
撮影モードにもよりますが、ケータイのカメラを含め、カメラは被写体の露出が適切になるように、F値、シャッタースピード(SS)(+αでISO感度)の2つのパラメータを自動的に調整する機能があります。
(ベテランになると、カメラの自動調整以外にマニュアルでそれらのパラメータを調整して撮影することがあります。)
2つのパラメータの関係性はこんな感じ(わかりやすかったので、アカデミーのテキストより一部拝借しました)。
この中のSSとは、シャッターを開いて光を取り込む時間を調整することで、写真を明るくしたり、動きを持たせた写真にするためのパラメータなのですが、同時に手ブレの直接的な要因にもなります。つまり、SSが遅くなりすぎることで、手や全身のブレがカメラに伝わり、被写体がブレて写りやすくなってしまうのです。
ブレてないと思って撮った写真のはずが、拡大してよーく見ると少しブレてる、、そんな体験をした方は少なくないと思います。とはいえ、ファインダーやデジカメのモニターを覗いたところで、ブレが生じるかどうかなんてわかりませんよね。
そこで、そんな手ブレを未然に防ぐために、手ブレするSSを定量的に定める方法があります。それには、使用しているレンズの焦点距離に注目します。
カメラを持った状態で撮影をする場合、手ブレが発生するSSは、
SS=1/レンズの焦点距離(mm)(sec)
(フルサイズカメラの場合)
にという式よって決まります。例えば、焦点距離50mmの場合、手ブレしないギリギリのSSは1/50となるわけです。
この法則は、下記例外の場合を除き、人間が手にもって使用する限り90%以上の確率で成り立つ法則と言われています。
例外は以下のパターン
①フルサイズ以外のカメラを使用している
②レンズにブレ補正機能が付いている
③カメラにブレ補正機能が付いている
①フルサイズ以外のカメラを使用している
使用しているカメラのセンサーサイズによって、上記の計算が少し変わります。たとえば、僕の使用しているカメラ(SONY α6000)の場合、aps-cというサイズのセンサーになるので、計算は以下のようになります。
SS=1/(レンズの焦点距離(mm)×1.5)(sec)
(aps-cサイズカメラの場合)
以下に、SSを変えて撮影した写真を示します。
この写真は、焦点距離24mmの単焦点レンズ(ブレ補正なし)を使用して撮影しています。焦点距離24の1.5倍は36になりますので、近しい数値である SS1/40 と SS1/20 で比較を行いました。
タイトル「HEYABOSHI」
一見どちらもブレていないように見えますが、拡大するとブレが見えてきます。
ここまで拡大すると一目瞭然ですね。
②レンズにブレ補正機能が付いている
使用するレンズによっては、手ブレ補正機能が搭載されています。レンズに「OSS」という印字がされているのが目印です。
これがある場合、上記の式によらず、もう少しSSを伸ばすことができます。
(どこまで伸ばせるかは、自分なりに探してみることが一番いいかと思います。)
③カメラにブレ補正機能が付いている
これも同様に、カメラによっては手ブレ補正が含まれているものがあります。僕が使用するα6×××シリーズの場合、α6500というモデルから、その機能(5軸ボディ内手ブレ補正)が搭載されています。
いかがでしたでしょうか?
僕のような素人の場合、露出をコントロールする方法はわかっても、どのくらいまで各パラメーターを攻めることができるか(とくにSSとISO感度)がわからないということがあると思います。
きれいに撮れたと思った写真が実はブレてた、、なんてことを未然に防ぐべく、覚えておくと良い指標かと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!
2018年の抱負
こんにちは。もきんです( ´∈´ )
改めまして、あけましておめでとうございます!
一富士(兄嫁撮影)。
2018年が始まり、早くも10日が経過したということで。まだ始まったばかり!とふわっと生活していたら、あっという間に年末を迎えてしまいそうな。。そんなふうに考えてしまうくらい、時が経つのが早いと感じる今日この頃です。
...正月気分もそろそろ脱却しないといけませんね!
先日、てるてる坊主さんのブログを拝読して、2018年の抱負を詳細まで考えてみよう!と思い立ち、先日まで考えを巡らせておりました。
やってみて気づいたことは、自分の頭の中の考えを、相手に伝えられるように言語化することって難しい!ということ。
年の初めには毎年ふわっと抱負を考えていた僕ですが、いざ言語化するとなるとどうなっていたのだろう?考えた気になっていただけなのではないか?と感じました。
得るものがとても多かったです。
そんなこんなで、2018年、僕は以下のような抱負を設定しました。
①カメラや撮影の知識習得
一眼レフを使いはじめて約3年。自分なりの写真撮影ノウハウを経験的に掴んできたものの、知識はほぼ皆無。一度基礎からみっちりと勉強し、自分の思った表現の写真が撮影できるようになりたいと思います。
やること
・講座の受講
僕はSONYのα6000というカメラを使用しているのですが、そのカメラを含む、いわゆるαシリーズというカメラのユーザーに向けた「αアカデミー」というスクールをSONYが開催しています。
msc.sony.jp今年はこのスクールで、基礎知識から撮影テクニックといったものを、専門の方から学ぶ機会を作りたいと思います。
・「フォトマスター検定」を取得する
この検定の存在はtatsumoさんのブログを読んで、初めて知りました。
こんな検定があるんだ!と驚く一方、勉強するなら成果がわかる目標を設定しようと考え、上記検定を受験することを考えています。
②撮影に出かける
得られた知識の定着には実践が一番!今年は去年よりもフットワーク軽く、カメラ片手にいろいろな場所に出かけたいと思います。
やること
・カメラを持ち歩く機会を増やす
仕事に行く時を除き、どこに行くにもカメラを持って出かけるようにしようと思っています。「撮影は旅行に行った先で!」と大きく構えず、″ちょこっと″お出かけのタイミングで、日常の″ちょこっと″した風景を″ちょこっと″撮りにいく機会を増やしたいと思います。
・2ヶ月に1回以上の撮影旅行を計画する
元来出不精な僕ですが、年に6回くらい(2ヶ月に1回くらい)を目標に、ちょっと遠出の旅行に出かけたいと思います。
③アウトプットする
知識取得や実践を継続させるために、定期的なアウトプットを行いたいと思います。
やること
アウトプット先は下記2つ。
・ブログによる発信。週2本以上発信が目標!
・Instagramによる発信。週4本以上発信が目標!
ブログについては、これまで行った場所に関する旅行記のような内容だけでなく、カメラの勉強を通じて得られた知識なども発信していきたいと思っています。
Instagramでは、お気に入りの写真だけど、このブログで紹介しきれなかった写真を発信したいと考えています。まずはアカウントの作成から!笑
以上が、僕が今年設定した抱負です。だいぶカメラに寄った設定となっていますが、今年は自分の好きなことに深く没頭してみる年としたいと考え、あえてこう言った抱負を設定しました。
ところで、先日読んだ脳科学の本によると、快楽を感じさせるホルモンであるドーパミンは、「目標を達成したとき」だけでなく「目標を設定したとき」にも脳内に分泌され、やる気であったり幸福感といったものを高める効果があるのだそうです。
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今回、今年の抱負を明確にしたことで、例年にも増して俄然やる気が高まっているのを感じます。
三日坊主にならぬよう、頑張っていきます!
あと、最後になりますが、しれっとブログ名をテコ入れしました。笑
徒然なる旅もですが、カメラと共にもっとワクワクするような冒険に出かけていきたい!という願いを込めて、このようなタイトルに変更しました。
(飽き性なので、気づいたらまた変わっているかもしれませんが笑)
それでは、今年も宜しくお願いします。
完膚なきまでにフラれた勢いで北海道まで行ってきた【札幌編】
こんにちは。もきんです( ´∈´ )
長くなってしまいましたが、、北海道編ラストです!
前回の【函館2日目編】からの続きです。
函館を出発してから4時間後、ついに札幌に到着しました!
時刻は18時をまわったところ。辺りはもうすっかり真っ暗です。
札幌で果たしたいミッションは2つ!
・大通公園のイルミネーションを激写する
・北海道の幸を詰め込むだけ詰め込む
すすきので巡りめく夜を...と考えられる方もいると思いますが、僕は下戸で全然お酒が飲めないのであしからず。
始めに、大通公園に向かいます。
日曜日の夜ということもあり、すごい賑わいです。
大通公園は、東西に約1.5キロ伸びている公園ですが、場所ごとで異なるコンセプトのイルミネーションが飾られているようです。
また、イルミネーションだけでなく、
一角ではクリスマスムード満天の露店が集合したクリスマスマーケットを開催しているエリアがあり、多くの人々で賑わっていました!
函館での夜と同様、傷心にチクチク来る光景もたくさん見られましたが、、どこもとても綺麗で、一人寂しい男でも楽しく巡ることができました!
イルミネーションを十分堪能しましたので、今度は北海道の名物たちを食すため、街に繰り出します!
北海道の名物として食べようと考えていたのは、海鮮、ラーメン、スープカレー!
今回、海鮮を函館でクリアしてくる予定でしたが、痛恨のミスによりクリアできなかったので、この札幌の夜で三品全てをクリアさせる必要があります。
早速一店目。
向かったのは札幌駅から徒歩5分ほどの日本生命ビルにある「函館うに むらかみ」。函館で食べたかったものを札幌で食う。函館での失態のリベンジです!
ミニサイズの三色丼(うに、イクラ、サーモン)を堪能しました。
うまい。美味すぎる。
これだけの量なのにとんでもない破壊力。そしてあまりにも儚い。
ものの十数分でお店を後にし、次のお店に向かいます。
二店目。
次に行くのは、茅部郡森町の人気ラーメン店「ラーメン次郎長」。札幌駅から繋がるラーメン共和国内でいただきます。
美味しい!
ただ...、先ほどの海鮮丼で、胃袋が50%近くまで膨らんだ今、この辺りから胃袋が予断を許さない闘いになって来ました。
なんとか完食!
普段ならもうすでに大満足な量を食べてます。が、今日はまだ終わりません。次の店に向かうべく、ラーメン共和国を出ます。
三店目。
よろよろになりながら向かったのは、スープカレーの人気店「ピカンティ」。
美味しいんです!美味しいんですが、お腹がもう、、。途中からは、いかにして胃にこのカレーをおさめるかしか考えられませんでした。
せっかく札幌まで来たんだから...もう少し!極限状態のフードファイターのような気分で、なんとかスープカレーを完食!
こうして、自らに課した札幌の夜のミッションをコンプリートしたのでした。
振り返ると、北海道まで来たのに何やってんだと思うような内容ばかりでしたが、個人的には非常に満足感のある2日間となりました!
〜エピローグ〜
最終日、楽しかった北海道をいよいよ発ちます。
最後に向かうのは、新千歳空港内にあるロイズのチョコレートファクトリー。お土産を買います。
なんと可愛い外観...!店内にはいろんな種類のチョコレートが陳列されていて、ついつい目移りしてしまいます。何を買っていこう?
選んだのは、新千歳空港限定の可愛らしいチョコレートの詰め合わせ!
...いや、ちょっと待て。お土産を買うのはいいけど、こんな可愛いもの、自分のために買う?いや、誰かに渡す? …もしかして、あの子に渡すためとか考えてる?
...どうやら、完膚なきまでにフラれた勢いで北海道まで来てみたものの、結局、このときはまだ未練タラタラ。。情けない話です。笑
(そんな気持ちのまま関西に戻ってから、いまの彼女と偶然出会い、仲を深めていくことになるのですが、、それはまた別の話。)
ただ、この旅の中でいくつもスポットを巡り、夢中で写真を撮ったりご当地のものを食べたりしていた時間は本当に楽しかった。
今度行くときは今の彼女と、これらのスポットを巡れたらな〜なんて思っています。
そんなところで、弾丸で行ってきた北海道旅行でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
完膚なきまでにフラれた勢いで北海道まで行ってきた【函館2日目編】
あけましておめでとうございます。もきんです( ´∈´ )
2018年一発目のブログ更新!...といいつつ、中身は昨年からの続きです。
2018年一発目らしい内容は、北海道編を書き切ったところで発信します。
前回の【函館ナイト編】からの続き。
北海道2日目。時刻は朝10時をまわったところ。
寝坊だ...。函館まで来たのに起きられなかった。今日は弾丸ツアーになるので、朝から予定が目白押しです。一刻も早く動き出さなければ。
早速着替えて、今日はまず五稜郭公園に向かいます。
五稜郭は、星型の形をした城郭で、Googleマップでみてもきれいな星型がわかる函館の観光名所です。新撰組副長、土方歳三が戊辰戦争で討死した場所という意味でも有名。
ちなみにGoogleマップで見たらこんな感じ。
到着しました!
とはいえ、地上から見たところで、正直五稜郭の形がどうとかわかりません。とりあえず、堀沿いに一周歩いてみることにします。
確かに、歩いてみると、鋭角に堀や城壁が組まれている感じがよくわかります。
日曜午前の五稜郭は、観光客やランニングをする部活動生たちでほのかに賑わっており、平和な日常の光景が広がっています。
展望台に到着!
なるほど!キレイな星型!!こんなにキレイな形で堀や城壁が作られていることに感動します。
雰囲気を変えてもう二枚。
モノクロ写真
レトロ写真風
展望台には、土方歳三の銅像も展示されており、おばさま方の黄色い声援が時折響いていました。
触られすぎたのか、ちょっとお膝が擦り切れている感が…。笑
五稜郭を満喫しました!
ここからは函館から移動して、札幌で最後の夜を過ごします。
札幌までの移動は、特急電車で約4時間くらい。移動だけで午後をほぼ使い切ってしまう...。改めて北海道のでかさを感じます。
駅に向かうまでの間、函館駅のすぐ脇にある函館市場に向かいます。
がしかし、ここで痛恨のミス、、!
行こうと考えていた海鮮丼のお店がすでに昼の営業を終えており、閉店していたのです。寝坊のツケがここでまわってくるとは、、
仕方ない。
電車までの時間も迫っていたこともあり、駅構内の食事処でお昼をいただきます。
ここから電車で4時間ほどの移動になります。
海鮮丼が食べられなかったといった悔いは残りますが、ここでのリベンジは札幌で果たしましょう!
(中身が薄いですが、、長くなりそうなので札幌編に続きます。)
完膚なきまでにフラれた勢いで北海道まで行ってきた【函館ナイト編】
こんにちは。もきんです( ´∈´ )
2017年最後の投稿!前回の【計画編】からの続きです。
北海道への出発当日。時刻は午後1時。
僕は伊丹空港より出発し、函館空港に向かう飛行機の中にいました。
北海道と一言で言っても、北は稚内、中央部で旭川、札幌、南は函館 等々と、同じ道内とは言え圧倒的に距離が離れているため、北海道のどこに行くのかまで考える必要があります。
今回、僕は函館にある100万ドルの夜景を見てみたいという思いから、函館をメインの観光地として、新千歳空港ではなく函館空港に向かうこととしました。
僕の知識では、函館は夜景が綺麗ということと、五稜郭があるということくらいしか正直出てこなかったのですが(無知でごめんなさい、、)、それ以外にも、函館港周辺の景観がきれいな街並みや、様々なご当地のグルメが食べられる観光スポットがあるということを聞きました。
函館空港に到着。
天気は快晴!ただ、さすが北国、降り立った瞬間から寒い。よく晴れた日中にもかかわらず、空港周辺には雪が少し残っていました。
空港からバスに乗り、本日の宿泊場所であるJR函館駅前のホテルへ向かいます。ホテル到着後は、最強の防寒装備を整え、いよいよ函館の街に繰り出します。
まだ昼の3時ごろですが、日はすでに傾き始めており、先ほどよりさらに寒くなってきました。最強装備とはいえ、耐えられるのでしょうか。
路面電車に乗り、到着したのは函館湾を望む金森赤レンガ倉庫。
レトロな雰囲気を感じるきれいな街並みです。レンガの壁には、所々にサンタクロースがよじ登っていたり、ベイエリアの中央には、大きな大きなクリスマスツリーが飾られています。
煉瓦づくりの倉庫内に入ってみると、綺麗な暖かみのある木造の内装となっており、これまたレトロな作りの様々なお店が軒を連ねています。
どこもかしこもフォトジェニックな光景ばかり!夢中でシャッターを切りまくっていると、次第に日も暮れ始めてきました。
いよいよここから、函館山に向かいます。
函館山の山麓駅は、まっすぐ向かって約15分ほど。駅に行く間にも、道中には、異国文化漂う重要文化財が並んでおり、それらを覗きながら函館山への山麓を目指します。
約30分ほどかけてロープウェイ駅に到着。
そこで僕が目にしたのは、ロープウェイを待つ観光客の長蛇の列!
...甘かった!確かに、行くのは日本でも有数の夜景の名所。これくらいの混雑くらい予想しておかなければいけなかった。
待つこと約40分。ようやくロープウェイに乗り、山頂駅に到着しました。
しかし、山頂駅からはまた、屋外の展望台まで続く行列ができています...。展望台に出るまではもう30分くらいでしょうか。夜景まではもう少し気長に待ちましょう。
ロープウェイ駅から並び出して約1時間。
ついに!100万ドルの夜景をこの目で見ることができました!!
美しい。両サイドを海に挟まれ、その真ん中に光の道が通っているように見える光景は、他にはない函館の夜景の特長なのではないでしょうか。この寒さの中で1時間以上待っていたこともあり、感動もひと塩です!
僕以外にも、たくさんの夜景ハンターたちが思い思いにカメラを向けて、この光景を満喫していました。
ここで、また少しカメラを使って遊んでみます。
使用するのは、前回の記事からお馴染みのソフトフィルター!
明かりが全体的にボケて、幻想的な雰囲気の写真になりました。
次に、カメラ搭載のホワイトバランス調整で、写真の雰囲気を変えてみましょう。
まずは「蛍光灯」
全体的に青みがかかり、鮮やかな色味の写真に変わりました!
次に「日陰」
全体的に赤みがかかり、暖かみのある写真に変わりました!
夜景撮影は色々試せるから面白い!ホワイトバランスの調整は、同じアングルで撮った写真が全然雰囲気の違ったものに変わるので、カメラの知識がなくとも楽しめます。
雪が残る真冬の函館山。
満喫させていただきました!大満足!
下山。来た道を戻ります。
完全に陽が落ちた金森赤レンガ倉庫に戻ると、キレイなイルミネーションが点灯し、クリスマスイベントが行われていました。
倉庫が並ぶ通りには、先ほどまでなかった出店やオブジェクトが並んでいます。
僕はそこで信じられないくらい熱いポタージュスープを買い、暖をとりながらその光景を眺めます。
先ほど見た大きなクリスマスツリーは、数え切れないほどのLEDライトで鮮やかに光り輝き、それを眺めるたくさんの人たちで賑わっています!
傷心の僕にとって、これらの光景は少し眩しすぎる気もしましたが、キレイな光景を写真に収めながら、僕もなんだか幸せな気持ちになることができたのでした。
こうして、函館の第1日目は大満足で終了しました。寒さに凍えながら、ホテルまで帰ります。
明日は函館2日目!
(函館2日目編に続く)
(おまけ)
倉庫が連なる通りを抜けると、派手な装飾のピエロが描かれたお店、「ラッキーピエロ」が見えて来ます。
この店は、函館の有名ご当地ハンバーガー店らしく、様々な著名人の方が訪れるスポットなんだとか。静岡のレストラン「さわやか」的な雰囲気を感じさせるオーラを放つこのお店。行ってみるしかないでしょう!
ということで、一番人気のチャイニーズチキンバーガーを食べてみました。
セサミがたっぷり振られたバンズの間に、贅沢なサイズの唐揚げが挟まれています。お酒は飲めないので、一緒に買ったラッキーガラナと一緒にいただきます。
うまい!
パンチの効いたチキンと、セサミが一面にまぶされたバンズにより、食べ応え抜群です。
クリスマス賑わうベイエリアで一人ハンバーガーを食らう姿は、絵に描いたような寂しい男の姿だったでしょうが、、そんなことはどうでもいい!心はともかく、胃は大満足でした!
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完膚なきまでにフラれた勢いで北海道まで行ってきた【計画編】
こんにちは。もきんです( ´∈´ )
2017年もあと1日!みなさん、今年はどんな年になりましたか?
僕はといえば、2017年、嬉しいことに約3年ぶりに彼女ができました。このブログで紹介する旅にも興味を持ってくれて、僕が出かけるにもちょこちょこついて来てくれるようになりました。
久しく忘れていた感覚です。。笑
嬉しい限り!
そんな1年になった2017年ですが、
今回は、ちょうど一年前、当時追いかけていた女の子に完膚なきまでにフラれた勢いで行ってきた北海道(函館、札幌)旅行について紹介します。(時期的には、姫路城を激写する旅の約1カ月前くらいになります。)
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いま思えば、その女の子とはもうだいぶ前から、脈はないだろうなと思えるようなやりとりばかり。
だからといって、完全にトドメをさされるわけでもなく、かといって割り切る度胸もなく、まさにまな板の上の鯉のような気持ちで、この頃生きていたのでした。
このままモヤモヤした気持ちで年末を迎えるのはしんどい!一縷の望みをかけて告白するも、案の定撃沈。。まあまあ精神的に参っていたのでした。
精神がこんな状況では、仕事をしたって遊びに行ったって、何をしたって全然面白くもないし、集中だってできません。
年末までこんな状態を引きずるわけにはいかない。そんなこんなで、一度一人になって心をリフレッシュする時間が欲しい!
そんなことを考えていると、たまたまついていたテレビ番組で、北海道特集をやっているのを目にしました。
北海道には高校の時と、大学卒業の時に二回行ったことがありました。どちらも素晴らしい旅行だったので、社会人になってからも、行く暇があればまた行きたいなぁ〜なんてことを思いながら生きていました。
この思考パターンはきっと一生行かないやつですね。
よし、これもきっと天の導き!
北海道まで行ってやろうじゃないか!
…とはいえ、北海道は遠い。関西でこれまで行った旅行先のように、深夜からダーーーッと行けるところとはわけが違います。
そこで、僕は今、本当に北海道まで行ける状況なのかどうか、1つずつ問題を整理して考えてみることにしました。
①航空券
一番のネックといっても過言ではない移動費。ましてや北海道であれば、往復の飛行機だけで数万とかかってくるレベルでしょう。
独身彼女なしとはいえ、なかなか重たい出費です。
そこで登場するのが、「マイレージカード」の存在です。
僕は社会人になって以来、兄の勧めでJALのマイレージカードを作り、あらゆる買い物や支払いをカードとすることでマイルを貯めていました(今でも絶賛利用中です)。
いわゆる「陸マイラー」というやつです。
定期代、出張費用、携帯代、飲み会代等あらゆる支払いをマイルに変えて、いつかタダで旅行に出かけてやろう!とワクワクして作ったものでした。
とはいえ、日々の仕事をこなすのに精一杯であった当時の僕は、貯めたマイルを使う機会などとうてい確保できるはずもなく(そもそも、使ってどこか行こうという思考にならず)、ただただ目的もなく、「いつか使おう」を繰り返しながらマイルを貯め続けていました。
そんなこんなで貯まったマイルを紐解いてみると、なんと25000マイルほど貯まっているではありませんか!
北海道までに必要なマイルは往復で12000マイル。足りる!ここで使わずいつ使う!
こうして、航空券は無料で確保できました。一年前、無心でマイルを貯め続けていた当時の自分に感謝しなければですね。
②宿泊
正直、一人旅で泊まるホテルにこだわりはあまりありません。駅からそれなりに近いことと、近くにコンビニがありさえすれば問題ないでしょう。
ただし、宿泊代もよく考えなければバカにならない出費です。ここでも、お金を最小限にとどめる方法を考えます。
僕の会社では、カフェテリアポイント制度という福利厚生があり、ポイント数を上限に、旅行等での一回の宿泊あたり、最大5000円を補助してくれるという制度が存在しています(トータル金額としてはおよそ40000円程度)。
つまり、ホテル1泊の宿泊代を5000円未満とすれば、実質無料で宿泊が可能ということです。
この制度で使えるポイントの有効期限は1年間。毎年12月末で効果を失い、翌年に繰り越すことができません。
ここでもやはり、僕のポイントは30000円近くがまるまる残っていたので、宿泊代を浮かせるために使うこととしました。
会社の福利厚生は、よく調べればなかなかの補助をしてくれる項目がちょこちょこあります。
貧乏旅行を少しでも楽にするためにも、福利厚生は項目を一通り確認し、使えそうな制度があればそれをしゃぶり尽くす方法を考えるのをオススメします。
③時間
こればかりはもう、確保するべく自分の力で休みを取るしかありません。
僕はこの時期、通常業務もキャパオーバー寸前なのに、加えて、若手という理由で忘年会や納会、会社のレクリエーション大会の実行委員といった仕事がひたすら振られていました。
いま思えば、いくらなんでも自分1人に振りすぎではないかと言えばよかったと思うのですが、当時の自分はこれらをすべて請け負い、毎日違う業務で残業を積み重ねる日々を送っていたのでした。
いつもなら心を無にして、いつも定時で帰って行く上司を笑顔で見送った後に夜遅くまでパソコンを叩き続けていたでしょうが、今回はそんなわけにはいかない!
上司があてにならないこの状況、自分の力でなんとかしなければ!
そんなこんなで、北海道に行きたいという理由から、僕の働き方の意識改革はスタートしたのでした。
(この改革の中身は、いつか記事として書けたらな〜と思っています。)
こうして、意識改革により思わぬ集中力を発揮した僕は、12月上旬に有給を2日使用した4連休を確保することに成功したのでした。
やればできるじゃないか!
こうして、様々な問題を乗り越えることにより迎えることのできた北海道旅行。はたして、どういった旅になるのでしょうか?
(函館ナイト編に続く)
【関西ぶらり】レンズフィルターを使って星空を激写する(超初心者編)
こんにちは。もきんです( ´∈´ )
先週の冬至の夜、奈良の山奥に行って星空を激写してきました。
冬は有名な星座や一等星が多いことと、上空の空気が澄んでいることから星を見るにはうってつけのシーズンです。
しかし、星を綺麗に見るにはいくつかの条件をクリアしていることが大切です。
僕が思う、最低限クリアしておくべきことは以下の3つ。
- 天気
これは一番大事。曇り空なんて問題外ですが、できれば層状のうすーい雲もないような快晴の日を選ぶのがベストです。少なくとも、自分のカメラの画角に雲が入らないくらいの晴れ間は確保しておきたいところです。
- 月
これも大事。月の光は非常に強い光のため、星の光にとってみれば実は天敵です。満月の日は月見にはうってつけですが、星を見るなら避けましょう。望ましいのは新月の日か、月が沈むのが早い、月齢が若いタイミングを見計らっていくのがいいでしょう。
- 周囲の光
これも言わずもがなですね。街中でないことはもちろんですが、望ましいのは、灯りをつけないと自分の手元も何も見えないくらいの暗さであるのがベストです。そこまで暗いところまで行くことができれば、星空のクオリティは格段に上がります。
さて、先日の冬至はというと、
曜日:金曜日→土曜日の夜
天気:快晴
月齢:三日月
月の入り:20:00
最高やん。
ここを逃したら、次にいい条件に当たるのはいつになるでしょうか。
こうしてはいられない!思い立ったら即出発です。
そんなわけで行ってきました。
行ったのは、奈良県山添村にある「フォレストパーク神野山」
関西でも有数の星が綺麗に見えるスポットであり、条件が良い日には多くの星空愛好家たちが集います。
車以外のアクセスはありませんが、大阪から約1時間半くらいと比較的近いため、オススメのスポットです。
時刻は夜の0時。まずは1枚。
とんでもない量の星を移すことができました!肉眼でも十分きれいに見られる夜空ですが、カメラを通すとこんなにもたくさんの星を見ることができます。
さて、季節は冬。冬の代表的な星座であるオリオン座を探してみましょう。
あった!
横並びの三つ星を中心に、砂時計のような形をした星座です。右下に見える1等星「リゲル」、左上に見える1等星「ベテルギウス」、さらに左には、こいぬ座の1等星「シリウス」を見つけることができます。
ここから、ちょっとカメラを使って遊んでみましょう。
前回記事の「OSAKA光のルネサンス2017」を激写しに行った時と同様に、レンズ用フィルターを使用します。
まずは、先日初めて導入した、PLフィルター(偏光フィルター)を試してみます。
…全体的に暗くなっただけ?オリオン座はわかりやすくなりましたが、これは正しい使い方なのだろうか?
いきなり星空の撮影に使用したのは失敗でした。。正直、暗くなったくらいしか違いが判らない。勉強して出直すこととします。。
とはいえ、オリオン座が見やすくなったので、このままでほかのレンズフィルターを試してみましょう。
クロスフィルターを使用。
大きい星ほど十字がきれいに見られます。オリオン座は周囲の星と比べても、2等星以上の星が多いことから、クロスが入ることで存在感が増しました。
ソフトフィルターを使用。
クロスフィルターよりもさらにオリオン座がはっきりとわかるようになりました。こうしてみると、ベテルギウスが赤い恒星であることがわかります。あえて「ぼんやり」と写真を写すソフトフィルターですが、星空を撮影すると、星の光と周囲の闇とのメリハリが効いた写真が撮れることがわかりました。
さて、一通り遊んでみましたが、そろそろ限界が近づいてきました。
何が限界って、、寒い。
気温は-2度。ある程度覚悟はしてきましたが、想像以上です。心が折れてきた。。
最後に、カメラが持っている機能「スタートレイル」を使ってみました。
この機能は、一定間隔で撮影した写真をつなぎ合わせ、1本の映像を作り出す機能です。星空を撮影する場合、光の軌道が描かれていく様子を、映像として作ることができます。
先ほどのオリオン座の動きをとらえ、5秒ほどの映像にしてみたのですが、はてなブログは動画のアップロードができないようで、ここでの紹介はできないようでした。。
次回は「ライトトレイル」で、静止画として星の軌道を描いた写真を撮ることにチャレンジしてみたいと思います。
いかがでしたでしょうか。
勉強不足だった点、想像以上の寒さに心が折れた点を除けば、最高のコンディションでの撮影をすることができました。
カメラを購入して丸3年。様々な場面で写真を撮り、自分の知識の浅さを痛感してきました。同時に、今ではもっと知識を深めたい、今の自分では想像もできないような綺麗な写真を収めてみたい。もともとなんとなく始めたカメラですが、今ではそんな気持ちでいっぱいです。
2018年は勉強の年にしよう。次はどんな写真を撮りに出かけようか!
<アクセス>
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