ふぉとりっぷ 〜カメラ好き男の冒険記録〜

関西在住のサラリーマンが、カメラと共に全国各地を飛び回った記録を発信するブログです。

絶景の秘境駅!奥大井湖上駅を激写する旅【秘境到達編】

こんにちは。もきんです( ´∈´ )

 

前回の計画編より、今回は【秘境到達編】をお送りします。

(写真の量多めです。)

 

mokinchansan.hatenadiary.com

 

時刻は朝8時。僕たちは奥大井湖上のある沿線、大井川鉄道を目指して出発しました。

 

 

大井川鉄道とは、静岡の中部を南北に走る鉄道であり、SLが今も現役で走っていることで有名な路線です。

 
その中で奥大井湖上は、大井川鉄道のかな〜〜り北(かなりの山奥)に位置する駅。

ローカル鉄道であることもあり、1日に数本しか電車が走っていないような駅なのだそう。

 

天気はなんと快晴!

昨日は雨風が吹き荒れ、なんとか持ち直してほしいな〜くらいの願望でいたものが、まさかここまで雲ひとつなく晴れるとは!!

 
僕たちは車で、線路に沿って北へとどんどん突き進みます。

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途中、道の駅で偶然大井川鉄道の撮影に成功!

道中には、他にも様々な観光スポットがありました。

 

途中に位置する長島ダムでは、迫力ある放水を間近で見ることができ、水しぶきの中夢中でシャッターを切りました。
(カメラに湿気は大敵!気をつけて!!)

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SLの終着駅である千頭駅では、煙をあげるSLを目の前で見ることができました。

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こちらでも偶然、転車台でのSLの方向転換のに立ち会うことができました

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学生時代、10年以上住んでいた静岡ですが、こんなにも観光名所があるとは知らなかった!
旅行のメインに置けるクラスのめずらしいものをたくさん見ることができ、大満足の道中となりました。

 

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実家を出発してから約4時間、ついにたどり着きました。

 

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新緑の山々の中に輝く、大きなエメラルドグリーンの湖。その湖をまたぐようにかかる赤い鉄橋と、その中間にぽつんと確認できる小さな駅。

 

奥大井湖上駅

 
スケールの大きさに圧倒されます。周囲の緑と鉄橋の赤、そして抜けるような青い空。素晴らしいコントラストが織りなす絶景が、そこに広がっていました。
よくもまあこんなところにこのような駅をつくったものです。


まさに秘境駅。感動した!

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またまた偶然、駅に乗り入れる電車にお目にかかることができました

 

感動している僕の隣では、Nがまだ新しいカメラを使って、シャッターを切りまくっていました。
Nもカメラも大満足のことでしょう。

 

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さて、駅周辺の全景を見た僕たちは、今度は実際に奥大井湖上駅に降り立ってみることにしました。
駅へは、写真の左手側から鉄橋を渡って行くことができるらしい。

 

なるほど、やはり山と湖に囲まれた駅。駅へ行く道のりもちょっとした登山です。
山道を抜けると、今度は急勾配の階段を降り、その後、高さ数十メートルはある鉄橋を100mほど渡ります。
駅に向かうだけなのにちょっとした冒険のようです。

 

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到着!
なんと素晴らしい解放感!
右を見ても左を見ても、エメラルドグリーンの湖が広がります。

 

湖の上を吹き抜ける風は、ちょっとした登山で汗ばんだ身体を優しく包み込んでくれます。
季節はまもなく初夏を迎える頃。駅の裏の山には、新緑の木々が心地よい木陰を作ってくれていました。

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大満足の旅となりました。

たくさんの写真が撮れたし、何より僕としては、静岡にはこんなにも綺麗な絶景スポットがあるということを知ることができて、大きな収穫となりました。

 

きっと、秋にはまた違った美しい光景が広がっているのでしょう。いつか見てみたいものです。
まだ見ぬ秋の光景に想いを馳せながら、僕たちは奥大井湖上駅を後にしたのでした。

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〜エピローグ〜

おかしい。どこまで行っても見覚えのある光景に戻ってこない。どうやら道を間違えたようです。


グーグルマップを確認すると、どうやら静岡市方面に抜ける道に入ってしまっているらしい。

 

仕方ない。ここまで来たら三保の松原くらいまで出て、春の富士でも拝みに行こう!

これだけの晴天だ。綺麗な富士山をきっと拝むことができるでしょう。

 

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三保の松原にて。雲一つない快晴で、きれいな富士山が見られました。

 

旅は成り行き。いいじゃないか。
想定外を楽しみ、存分に味わって生きて行こう。

 

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(おまけ)

前泊した日のお話。

 

春の嵐の中始まった静岡旅行。横殴りの雨が降りしきる中、僕たちは新幹線に乗車した。目指すは静岡の西部に位置する某駅。僕の実家の最寄駅です。

 

車窓から見える景色はどんどん田舎に変わっていくが、空模様はどこまでいっても変わらない。
新大阪から約2時間半かけ、ようやく実家に到着。ここでもやはり春の嵐が吹き荒れます。こんな天候で明日の旅は大丈夫なのだろうか。

 

とはいえ、天気の心配をしていたって始まらない!

ここはせめて、明日の旅の成功を祈願し、活力をつけるべく美味しいご飯を食べに行くべきではないでしょうか!

 

向かったのは、「炭焼きレストラン さわやか」 。

食べるのは、このレストランの看板メニューである「げんこつハンバーグ」!

 

きたーーーー!

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インパクトのあるシルエットで登場!

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目の前でカットして…

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ソースをかけて完成!


美味い。美味すぎる。

 

250gというなかなかの量と迫力を誇るハンバーグであるが、そんなことを全く感じさせない。

ライスとの相性もバツグンで、ものすごいスピードで肉とライスを平らげていきます。

 

完食。

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今やすっかり静岡を代表するレストランとなった「炭焼きレストラン さわやか」 。

静岡出身の有名人が皆揃ってオススメする静岡のソウルフードです。

 

静岡=お茶というイメージを持っているそこのあなた。間違ってはいませんが、そういう方にこそこのハンバーグを食べていただきたい。

きっと静岡=ハンバーグという気持ちに変わること間違いなしです!

 

このハンバーグにはNもかなり満足したらしく、以降、静岡に行く人がいた際にはこのハンバーグをおすすめするようになったそうです。
静岡県出身の者としてはうれしい限りです。

 

これを読んだ方はぜひとも「さわやか げんこつハンバーグ」という単語を心に刻み、静岡に訪れた際にはぜひ足を運んでいただきたい。
この感動をわかっていただけると確信しています。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

(【計画編】はこちら↓)

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