日本最初の世界遺産!姫路城を激写する旅【白すぎ城激写編】
こんにちは。もきんです( ´∈´ )
前回投稿の【神戸徘徊編】からの続きです。
時刻は朝7時。僕たちはネカフェをすでに出発し、姫路駅のマクドにて朝マックを食べていました。
姫路城の開門は朝の9時。いつものミッドナイト逃避行よりも落ち着いた、それでいてしっかりと睡眠をとった素晴らしい朝です。いつものソーセージエッグマフィンも、どこぞのおしゃれカフェのブレークファーストに見えてきます。
Sは非常に眠そうでしたが、ソーセージエッグマフィン2つをものの数分で平らげていました。彼の食欲は朝から巨人級のようです。
優雅に朝食をとり終えると、僕たちは姫路城に向かいます。
昨日は周囲が暗すぎてわかりませんでしたが、どうやら姫路城は昨日泊まったネカフェからも歩いていけるくらいの場所にあるようです。
姫路城が見えてきました。
なるほど!たしかに真っ白。
天守閣は壁だけでなく、白漆喰により屋根まで真っ白。白すぎ城とはよく言ったものです。
空は快晴。冬の朝の澄み切った空気を肺いっぱいに吸い込みながら、僕たちは姫路城へと向かっていきます。
こんな瞬間があるから、ミッドナイト逃避行はやめられない。
開門。
さすが日本が世界に誇る姫路城。圧倒的な存在感を発揮しています。
城の麓まで到着すると、僕とNは各々のカメラを取り出すと、思いのままにシャッターを切りまくります。
青空の下の姫路城。どの角度から撮っても絵になるところが素晴らしい。
ん?誰か忘れているような。。
そうだ、S!城を撮るのに夢中のあまり、一瞬忘れてしまっていたよ。ごめんごめん、気を悪くさせたかな...
Sぅぅゥゥゥ〜〜〜〜!!!
いつの間にカメラを。しかも佇まいがめっちゃプロっぽい。というか、昨日は夜景の写真それで撮ってなかったやん。
聞くと、どうやらSも、僕とNがいろんな場所に行って綺麗な写真を撮ってきた話に触発されて購入を決めたらしい。ただ、昨日はカメラを車の中に忘れてて、夜景を撮り損ねだけなんだとか。ややつっこみたいところはありますが、僕の周辺で空前のカメラブームが起きています。嬉しい限り!
僕たちはまず西側の百間廊下と呼ばれる場所から建物内に入り、天守閣を目指します。
城内は木造であり、これだけ巨大な木造建築が、今もこのような綺麗な状態で残っているのが驚きです。僕の地元にも城はありますが、規模感も城の作りも全然違います。
長〜い廊下を抜けると一度建物の外に出て、再び大天守に向けて歩きます。
入り組んだ建物の間を縫うように城内を進んでいくと、いよいよ大天守の入り口が。建物の中に再び入ります。
なるほど。百間廊下を歩いてきたときとは違い、大天守は天井も高く、とても広い。
京都の東本願寺や、奈良の東大寺を思わせるようなスケールの大きさを感じます。
緻密で入り組んだ構造や、外観の美しさを加味すると、日本一の木造建築の建物と言っても過言ではないのではないでしょうか。
五層ほど階を登っていき、最上階に到達!
最上階には小さな祠があり(長壁神社(おさかべじんじゃ)という神社らしいです)、参拝される方で行列ができています。
僕らも行列に並び、無事に姫路城を踏破できたことへの感謝と、次来るときは彼女を連れてこれますように、という祈願をしたのでした。
こうして、姫路城大天守巡りは終わりました。
最後に、もう一度美しい城の写真を撮ると、だんだんと増えていく姫路城目当ての観光客を横目に、やはり若干の優越感を感じながら、僕らは姫路城を後にしたのでした。
〜エピローグ〜
さて、姫路からの帰路ですが、やはり今回も記憶があやふやで、どうやって帰り着いたのかよく覚えていません。
1つ覚えていることとしては、姫路から出発して早々、Sが陽気なテンションで次々話をしだしたかと思うと、数分後には深い眠りに落ちたということです。
東京での仕事がよほどハードなのか、今回のミッドナイト逃避行がよほどハードだったのか、昨日読んだ進撃の巨人がよほど面白かったのかわかりませんが、気持ちよさそうに眠るSを横目で見ながら、僕とNで淡々と運転しながら帰ったことをうっすら覚えています。
まあ、初のミッドナイト逃避行であったわけだし、むしろこれが普通の反応でしょう。
ピンピンしているNを基準に考えてはいけない。
この旅以来、Sも帰阪の際にこういった旅行によく付き合ってくれるようになりました。どうやらお気に召したよう。よかった。
話を聞く限り、彼は東京で、僕やNよりもっとハードな量の仕事をこなしているそう。東京で一人戦うSに僕たちがしてあげられることは、帰ってきたタイミングでこういったお出かけに誘い、大学のころと変わらないノリで遊び、気晴らしをしてあげることだと思ってます。
次回またSが帰ってきた時には、このミッドナイト逃避行という非日常体験に招待してあげるのです。伊勢神宮や奥大井湖上など、さまざまな場所で僕とNが感じた感動を、今度はSにも味あわせてあげたい。
仕事を一生懸命していればキツイと思うことはたくさんあるけれど、どうか心身ともに健康に、毎日を明るく過ごしていていこう。S、これからもよろしく!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!