ふぉとりっぷ 〜カメラ好き男の冒険記録〜

関西在住のサラリーマンが、カメラと共に全国各地を飛び回った記録を発信するブログです。

伊勢神宮に初めて行ってみたらこんなとこだった【道中編】

こんにちは。もきんです( ´∈´ )

最近全力疾走をして、人生で初めて足がもつれて盛大に転びました。運動不足が否めませんね。

 

前回投稿の【計画編】からの続きです。

mokinchansan.hatenadiary.com

 

伊勢神宮参拝当日。金曜の仕事終了後、時間は夜の10時を回ったところ。

僕とNは大阪某所のレンタカーショップに集合しました。

 

初夏のかんかん照りの昼間とはうって変わって、深夜は少し肌寒いくらい涼しい。

日中カラッと晴れた日ほど、夜はすっきり涼しくなるというのは大阪も同じのようです。

 

いつもならひとしきり週末突入の喜びを噛み締めてから、寝ようかちょっと夜更かししようかと考え始めるくらいのところ。

今日は今からまさにその喜びのまま、深夜出発の逃避行旅行に身を委ねるわけです。

テンションが上がらないわけがない!

 

出発!

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車は夜でも明るい大阪の街をあっという間に抜け、徐々に深い夜の中へと突入していきます。

このあたりは奈良でしょうか。深夜の山の中は自分たちの車しか光を放つものがなく、進行方向以外は真っ暗。

深夜でテンションが高くなっているとはいえ、心細く、少し怖くさえなってきます。

1人でいようものなら、怖さに負けぬよう車内で全力でロックなどを歌い、伊勢に着く頃には声が枯れ果てていたでしょう。

ありがとう、N(3度目)。

 

途中、野生の鹿の親子と遭遇し、車内にもかかわらず恐れおののいてみたり、最寄りのコンビニまで尿意と一戦交えてみたりしながら、車はどんどん伊勢へと近づいていきます。

 

さて、ここでトラブル発生。

 

眠い。たまらん眠い。

そりゃそうだろう。

時刻は午前3時。休日ならまだしも、今週5日間、全力で仕事をしてきたその続きでここまで車を走らせてきたのだから。

 

とはいえ、深夜のテンションとは、どうしてあんなにも突然に切れてしまうのか。1時間前のテンションはどこへいった。

僕もNもどうしようもなく眠い。

 

...やむを得ない。伊勢神宮到着まで残り1時間を切っていましたが、僕たちは仮眠をとることとしました。

 

たどり着いたのは安濃サービスエリア。

大きなサービスエリアで日中は多くの観光客でにぎわいそうな場所ですが、この時間帯はうろうろしている人はいません。

僕とNはお互いトイレや買い物を済ませ、寝るための準備を整えます。

 

僕「4:30まで寝よう。それまでは、お互い体力回復に専念するってことで。」

N「…OK。」

 

さすがのNもだいぶ眠そう。

 

男二人で車中泊というのはすこし複雑な心境でしたが、ここまでの夜道、半分近くNにも運転してもらい、Nがいたからこそこれくらいの疲労感でここまで来られたのではないかと思うと、感謝せずにはいられません。

ありがとう、N(4度目)。

 

 

ピピピピピ....

 

携帯のアラームが鳴りました。時刻は5:00。

 

寝坊だ...。これ以上寝たら朝一の参拝に臨めなくなってしまう。ここまで頑張って来たのに。だが眠い。

 

慣れない車中泊で全身が悲鳴をあげていましたが、僕たちは眠気覚ましの缶コーヒーを一息で飲み干し、再び伊勢神宮に向けて出発しました。

 

とはいえ、やはり寝たことでずいぶんと体力が回復したのを感じます。もう少し頑張れそう。

左手方向から朝日が昇るのが見えます。

上空には綺麗に晴れた青空が広がっています。

爽やかな空気感と高まる期待感に、ちょっぴり体が軽くなったような気分さえします。

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伊勢神宮到着まで、あと30分!

 

(参拝編に続く)

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