ふぉとりっぷ 〜カメラ好き男の冒険記録〜

関西在住のサラリーマンが、カメラと共に全国各地を飛び回った記録を発信するブログです。

伊勢神宮に初めて行ってみたらこんなとこだった【計画編】

こんばんは。飲み会より華麗に帰宅しました、もきんと申します( ´∈´ )

 

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2年ほど前の話です。

会社生活にもすっかり慣れてきた社会人2年目の夏。

不意にどこかに出かけたい欲が溢れて止まらなくなりました。

 

それは、会社の独身寮でゴミのような生活を続けていた自分にとっては、

まるでなにかに導かれたかのように湧いてきた感覚。

いま思えば、本物のゴミになる前に神様が一喝入れて下さったような気がします。

 

思えば、行動に至らなかったものの、前からどこかに出かけたいという気持ち自体はありました。

とくに行きたいと思っていたのは伊勢神宮

関西に住み始める前から名前は聞いたことがあったし、日本人なら一度は行くべき!

という言葉をどこかで聞いたことがあったからです。

 

よし、伊勢神宮に行こう。

行先は決まりました。

でも、そもそも伊勢神宮ってどんなところなのだろう?

有名な神社なのは知っているけど、なんで有名か、どんな神様が祀られているのかという知識は、恥ずかしながら全く持っていません。

 

そこでWiki大先生↓↓

伊勢神宮 - Wikipedia

 

神社本庁の本宗。

皇室との権威の結びつきが強い。

有名なのは知っていたけど、こんなに格式高い場所であったとは!

 

また、こんなことを紹介した記事も見つけました。

 ・土日は一年中、例外なく混雑する

 ・参拝時間の目安は2時間を超える

 ・お正月は、近くの高速道路から降りることすらできない

 

どんだけ権威が好きなんだ日本人よ。

いや、というか、それほどの人気を誇るスポットだったとは。

もともと関西方面には縁もゆかりもなかったとはいえ、伊勢神宮についてこれほど無知だったとは恥ずかしい。

 

さて、行くための最低知識は整いました。

ただ、急遽思いついた旅とはいえ、行くなら一緒に行く相手が欲しいところ。

誰か誘える人はいるでしょうか。

 

当時、僕はちょうど彼女と別れたばかり。

関西で就職し、仲の良い同期はできたものの、こんな旅に声をかけるには少しハードルが高い気がします。

 

迷った末、僕は大学時代からの友人で、関西に就職をしているNを誘うことにしました。

とはいえ、なんと誘ったらいいものか。大学時代に仲が良かったとはいえ、久しぶりに連絡を取ります。

突然の誘いで、変なやつだと思われないでしょうか。

 

もともと友だちが多い方ではない僕、下手な誘い方をして断られたら、この計画を頓挫するほどの心の傷を負うことになりかねません。ここは慎重に、NにLINEを送ります。

 

僕「おつかれ!久しぶりやね(^o^) またゆっくり飲みにでも行きたいね。

ところで、ヒマやったら伊勢神宮行かん?」

 

慎重にとは。

当時の自分に言ってやりたい。

あまりにも軽率な誘い方すぎる。

これでは伊勢神宮にもNにも失礼だ。

 

N「OK!」

 

Nは秒速で返事を返してくれました。

おそるべきフットワークの軽さ。ヒマなのか?と一瞬思いましたが、それは自分も同じ。口が裂けても言えまい。

ありがとう、N

 

次はいつ、どうやって行くか。

行くなら当然会社が休みの日でしょう。

とはいえ、サラリーマンの貴重な土日。月曜日の活力になるような、有意義かつ疲れの残らない旅したい。

そのためには、人混みなどの要素を極力除いた快適な旅にしたい。

 

考えた結果、

金曜の仕事が終わった深夜にレンタカーで出発

土曜の早朝に伊勢神宮に到着

参拝して帰る

 

というプランを考えました。

少々過酷かもしれませんが、渋滞に巻き込まれてイライラするよりも心身ともに快適な旅になるし、何より深夜に出かけるのはいくつになってもワクワクするではありませんか。

あとはNから了解を得られるかどうか。

 

僕「いろいろ考えたけど、金曜深夜にレンタカーで伊勢神宮に行くのはどう?」

N「OK!」

僕「おけ!ついでに、レンタカーも予約お願いしていい?」

N「OK!」

 

秒速のやりとりが続きました。

いくらなんでも軽すぎやしないか。

しかもどさくさに紛れて、レンタカーの手配まで引き受けてくれてるし。

少しNが心配になったが、その軽さは彼の素晴らしい個性。僕は素晴らしい友達を持ったと思うよ。

ありがとう、N(2度目)

 

さて、行く日も決めたし、あとは万全の体制で当日を迎えるだけです。

昔から、「遠足や旅行は準備段階がもっとも楽しい。」とよく言いますが、久しぶりにそんな楽しい感覚を味わったような気がしました(もちろん、それと同じくらい旅行に対する楽しみもあるのだけど)。

いま思えば、社会人も2年目になり、本格的に忙しくなり始めた時期。なんやかんやで精神的に少し参っていたのかもしれません。

神様からの一喝と、羽のように軽いフットワークのNに感謝をしなければいけませんね。

 

そんなこんなな、ノリで決まった深夜の伊勢神宮参拝旅行。果たしてどんな旅行となるのでしょうか!!

 

(道中編に続く)

mokinchansan.hatenadiary.com